最近、自分探し的なグルーヴに入ってます。

って、別にそんな大袈裟なことじゃないんだけど

「自分は何になりたいのか」

みたいなことを考えていて。

って言うか、こういうことってたぶん

10 代や20代で

悩んでおくべきことなんだろうけど

私の場合、10 〜20 代の頃って逆に、

明確に目標やなりたいものがあって。

とにかく愚直なまでに

その夢に向かって突き進めばよかっただけで。

だからすごく生き方がシンプルだったんですよ。

目標を達成するために必要なことは何か…

必死に考えて、行動して、努力する。それだけ。

でも今は…。

あの頃「なりたかった仕事」にはなれたけど

これでよかったのか、正解がわからないまま。

約20年、この仕事をしてるんだから

まぁ、きっとこの仕事が向いてるんだろうけど、

よくわかんない。

と、まぁ…そんな風にグルグルと

犬が自分の尻尾を追いかけるように

ずっとモヤモヤしていたら。友達が

『なにになろうとしなくても

 のんちゃんは、のんちゃんだから。』

って言ってくれて、すごく救われた。

いやしかし。

「自分にしかない強烈な武器」っていうのが

相変わらずわからなくて、

ボンヤリしたまま生きてきちゃって。

他の同級生たちは、

社会の一員として、きっと年齢相応に

きちんと役割を果たしているのに、

私はいまだにフワフワしてる。

自分を売り物にしてるんだから、

自分の商品価値を把握しなきゃいけないのに

それすらままならない。

  

何者かになりたかったのに、

何者にもなれないまま

約20年のキャリアを重ねて。

人生って、こんな感じなのかな…。

秋めいてきた空を見上げながら、

自分との対話を繰り返してます。

    

自分探しって、若い人の特権なんだなって

この年齢になってみて、よくわかる。よね?

  

non。