さてさて、シュツトガルト2日目は待望の

メルセデス・ベンツ ミュージアムです!!

シュツトガルトはメルセデスベンツが本拠地を置く工業の街。

ドイツ自体が工業デザインが発展している街ではありますが、

その中においても

やはりメルセデス・ベンツの存在は欠かせないと思います。

ということで、前日の失敗を踏まえ私たちはまず

シュツトガルト中央駅にある観光案内所へ。

ここで、係のお兄さんから路線図をもらい

筆談を交えながら電車の乗り方を教えてもらいます。

ちなみに、ドイツの列車はボタンを押して自分でドアを開けます。

最初は、『え!?なんでドアが開かないの!?』 と動揺しましたが

近くにいたおじさんがボタンを押してあけてくれました。

シュツトガルト中央駅から電車にのること10分弱。

到着で~す!!

駅名は長くて読めないけど、メルセデス・ベンツって書いてあるから一目瞭然!

さらにこの駅から歩くこと10分で、

ついにメルセデス・ベンツミュージアムに到着♪

外観もオシャレ!!ちなみに、

このミュージアムの隣にはメルセデス・ベンツの会社があったり

この一体がベンツ一色という感じです。

入館料は8ユーロ。早速、チケットを買って中に入ると

まず手渡されるのは音声ガイド。

これを聞きながら館内を回っていきます。とってもハイテク。

日本語もあるので、私でも十分楽しめました。

日本人が来ることも多いのかなぁ~。

まずは最上階へ。ベンツの創立の歴史からひも解いていきます。

とはいえ、ぶっちゃけ自動車になんて興味がない私ですが、この歴史的なお話は

とても興味深かったです。どうやら、ベンツの嫁がかなりの頑張り屋さんで

『努力でできないことはない!』という根性の人だったらしく、

さらに、夫であるベンツ氏の才能を誰よりも信じ支え続けたんだとか。

嫁、すごいぜ!!

そんな嫁がこちら!!

この嫁なくして、今のメルセデス・ベンツはない!!と勝手に感心。

で、世界で初めてといわれる自動車がこちら。

それまで馬に頼っていた長距離移動の歴史を塗り替え、

『自らの力で動く車』 なので“自動車”

世界で初という自動車を見た瞬間、

今まで何気なく使っていた『自動車』という単語の意味が

すとんと理解できました。

あぁ、だから旦那ちゃんは決して『車』と言わずに『自動車』というのか。

で、ここからは怒涛の自動車展示ラッシュ。

写真を撮るのも自由だし、こうやって実際に乗れる自動車もあります。

ベンツ、太っ腹だぜ!!ということで、私も…

私たち夫婦は、美術館や博物館に行くと基本的に自由行動なので

そこらにいたドイツ人に撮ってもらいました。

カタカナ英語でもなんとかなるな。

で、どんどんフロアを降りるごとに近代の自動車に。

スポーツカーフロアでは旦那ちゃんも大興奮!!

さらに、運転シミュレーターみたいなマシーンもあり、

私は心底やりたかったのですが

ドイツ人BOYたちが占拠していたため、断念。

言葉が出ないってもどかしい。

とにかくまぁ、オシャレなデザインのミュージアムなのですが

中でも一番グッときたのがコレ。

実はこのカプセル、エレベーターなんです!!うはッ!!近未来!!

お腹いっぱいになるほどメルセデス・ベンツの自動車を見たワケですが

中でも旦那ちゃんのベスト1はこちらだそうな。

『これ買って!!!』 と無邪気におねだりされましたが

丁重にお断りいたしました。

約2時間以上、じっくりゆっくり見学して終了。

帰りには、音声ガイドについていた

ネックストラップをお土産にもらって大喜びの私♪

ちなみに、このミュージアムにはショップやカフェも併設されているため

歩きっぱなしで疲れた私たちは、カフェで一休み。

『アイスコーヒーが飲みたい!!』 

というつもりで注文したのですが、出てきたのは…

アイスの入ったコーヒーでした!!!大失敗!!でもま、そんなもんです。

自動車が誕生するまでには、たくさんの失敗とたくさんの工夫があって

そしてたくさんの夢が詰まった乗り物なのだということがよくわかりました。

そんな仕事に従事できる旦那ちゃんって、すごく羨ましい。

日本で言いうとベンツってなんだか高級車のイメージがあるけれど

ドイツだともっとカジュアルに乗られているみたい。

お土産も買ったし

(旦那ちゃんは会社用に図鑑のような

『ベンツの歴史』って本を買っていました)

ま、そんなこんなでメルセデス・ミュージアムの見学は終了。

辺鄙な場所にあったけど、行ってよかったなぁ~。

そして、この日の午後はシュツトガルトの街を散策。

だけど、長くなっちゃったから続きはまた、明日!!