ということで、私立大学での私のクラスの合言葉は

『Pensar(考える)』。

考えることに手を抜かない、諦めない

ストーリーを見つける、追求する…

自分の頭を使って、

思考を深めてアイディアを見つけていく

という訓練をしまくりました。

とはいえ、

スペイン語では実際にどこまで伝わっているのか

不安だったのですが、先日、大学内のコンペで

私のクラスの学生たちが授業について学生が発表した時

『Nozomiと学んだ2ヶ月、

 とにかく考えて、考えて、考える続けた』

『考えることの楽しさを知った』

と言ってくれて、涙腺崩壊。伝わってた…。

  

そしてもう一つが、ストーリーの構築。

ボリビアの人は、ここがもう本当に弱い。

目の前のことにつっぱしっちゃうから

長期的な目線で構築することが苦手。

でもね、それも台本を書けば思考が整理されるし

必要なものと不要なものがはっきりしてくる。

というのをひたすら伝え続け、

ストーリーの構築に関しては日本の手法

『起承転結』

を学生たちに徹底的に伝えました。

しかも、漢字で。

これもまたウチのクラスの合言葉になってます(笑)。

元々、日本の文化や言葉に興味がある学生たちなので

『漢字カッコいい!!』みたいな感じで

気に入ってくれたようです。はい、狙い通り。

  

起承転結を見つけて、整理して、構築していくって

ぶっちゃけすごく難しいのだけど

闇雲に時系列で要素をつなげるだけじゃ、

やっぱりきちんと情報は伝わらない。

情報を整理して、

ストーリーを構築するための手掛かりとして

4つのステップを使うというもの。

この2ヶ月とにかく「起承転結」しまくりました。

(変な日本語ですが、でも本当にしまくった…笑)

起承転結ができるようになると

文脈のカテゴライズや組み立てが楽になる。

この起承転結を身をもって理解もらうために

日本のテレビ業界のお家芸

『ポストイット会議』もウチのクラスでは

よく行われています。

なにかあるとすぐにポストイット。

とにかくみんなでアイディアを出し合って

書いて書いて書きまくって、

それを整理していくというやり方。

自分の手を動かして、脳を使って、

考えながら情報の取捨選択をしていく。

これが彼らには斬新だったみたい。

  

『とことん考えること』は

日本のテレビのメソッドというよりは

私がいた制作現場の気質がそうだったんだけど

考えるって簡単じゃないし、大変だし、辛いし

まさに生みの苦しみというのをたくさん経験したけど。

今になってみると、ちゃんとこうやって

「考える」という道を通ってきて

本当に良かったなと思う。

考えることが当たり前になってるし、

なによりも自分の引き出しがどんどん増えていく。

  

振り返ってみると全ての経験が無駄にならず

自分の血肉になっているのだなと実感する。

努力ができる人間で、よかった。

  

non。