ネタバレを耳にしてしまうことに

怯える日々だったのですが…ようやく鑑賞!!

話題の韓国映画『パラサイト』。

第92回アカデミー賞候補作に韓国史上初、

作品賞を含む6つの部門でノミネートされ

その意味でも大きな話題になっています。

  

自分がネタバレを耳にするのが嫌だったんだから

ネタバレを避けようと思うけど…難しい。

とにかくもう、本当に『よくできた』作品。

132分とちょっと長いのですが、

その長さを全く感じさせない緊張感、

シリアスなストーリーの中に

適度に散りばめられているユーモア。

あと、説明的なシーンを

思い切ってカットしてしまう勇気。

役者さんのキャラクターや表情も絶妙で、

結末も意外すぎて。

『観てよかった!』って思える映画でした。

『貧困』とか『格差社会』とか

社会的背景についても色濃く描かれているので

もちろん、

そういうことを語ろうと思えば語れるし

考えるきっかけにはなると思うけど…

(よく是枝監督の『万引き家族』や

 この間の『ジョーカー』と並べられるしね)

そんな

『社会に警鐘を鳴らす』みたいなことじゃなくて

純粋にエンターテインメントとして秀逸。

この勢いでアカデミー賞とったら、すごいよね!

いろいろ、伏線を回収する答え合わせをしたいから

確かにこれは、もう一度観たくなる。うん。

  

non。