この秋、最も注目されている映画『6才のボクが、大人になるまで。』を

一足早く、観てきました〜!!!

映画コメンテーターやら芸能人やら…周りの評価がメチャクチャ高くて。

すっごくすっごくすっごく観かったんです、この映画!!!

ということで、ワクワクしながら作家仲間のnaoちゃんとイザ、試写室へ〜。

余談ですが…この日の試写会場が電通で。ムダにテンション上がりました…(苦笑)。

ストーリーはというと…

ビフォア・ミッドナイト」のリチャード・リンクレイター監督が、

ひとりの少年の6歳から18歳までの成長と家族の軌跡を、12年かけて撮影したドラマ。

主人公の少年メイソンを演じるエラー・コルトレーンを筆頭に、母親役のパトリシア・アークエット、

父親役のイーサン・ホーク、姉役のローレライ・リンクレーターの4人の俳優が、

12年間同じ役を演じ続けて完成された。

米テキサス州に住む6歳の少年メイソンは、キャリアアップのために大学に入学した母に伴われて

ヒューストンに転居し、その地で多感な思春期を過ごす。

アラスカから戻って来た父との再会や母の再婚、義父の暴力、初恋などを経験し、

大人になっていくメイソンは、やがてアート写真家という将来の夢を見つけ、母親のもとを巣立つ。

12年という歳月の中で、母は大学教員になり、ミュージシャンを目指していた父も就職し、

再婚して新たな子が生まれるなど、家族にも変化が生まれていた。

というもの。

まぁ、とにかく。12年もの歳月をかけて撮影をするというロングプロジェクトがまずスゴイ!

というか、それを許した環境が素晴らしい!!!

メイソンが6才の頃からスタートして。最初の頃のメイソンは演技というよりも

単純な『子どもらしさ』だけで押し切っている雰囲気で。

それが徐々に家族のカタチになっていくのを見ていくと、

『家族ってのは一瞬でなるものなのではなく、年月の積み重ねで作られるものなのだなぁ』

と、深く深く実感しました。

で。

この映画…実際のところ…私…あまり刺さりませんでした…すいません!!!!!!

全力で謝ります。すいません!!!私には刺さりませんでした!!!!!!

っていうかさ。

メイソンの成長や年月の移り変わりをアメリカの大統領やらメジャーリーグの印象的な試合やら

ヒットソングやメイソンが遊んでいるテレビゲームなんかで表現しているんだけど。

私、アメリカ人じゃないから…それがイマイチよくわかんない…。

そもそも論でごめんなさい。

でね、この映画の素晴らしいところは『なにも起きないところ』なんだけど

本当になにも起きなくて(いや、ママがダメンズだったり転校したり色々あるけどね)

ヌルヌルとした成長記録なんです…。

でもね、人生ってのは『何気ない日々の繰り返し』ってことをきっと描いているので

これはこれで正しいストーリーなんだけども。

この『なにも起きない日々の繰り返し』がドキュメンタリーだったら成立しそうな気もするんだけど

脚本があってあくまでもフィクションだから…うーん…。

ということで。

映画を見終わった後。naoちゃんと『これ…なにかに似てない?』ってことになり。

審議の結果…『北の国から』でいーじゃねーか!!ってことになりました。ぶはは!!

っていうか、『北の国から』の方がストーリーよく練られてるしね!!

私たち、日本人だから…『北の国から』の方がわかりやすいしね!!

『北の国から』の1981年にスタートしたテレビシリーズから2002年の『遺言』までを

純くんを主人公にしてギュギュっと3時間にまとめたら…

日本列島が涙しまくりでマブタにワイパーが欲しくなるような感動巨編が出来上がると思う。

あ〜スッキリした。これ言いたかったの。

まぁでも、これだけ長い年月をかけて作られた作品ですから見る価値はあります。

ちなみに上映時間は3時間近くありますので…トイレを済ませていから鑑賞してくださいね。

『6才のボクが、大人になるまで。』は11月14日公開です。

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