自分の引きの強さがもはや恐怖なんですが…

9月某日、タモリ倶楽部の収録に参加しました!

とはいえ、私はつきそいで、出演したのは

私のバイト先(伊野尾書店)の店長です(笑)。

   

実は私は大学卒業後、新卒で入社したのが

タモリ倶楽部を制作している「ハウフルス」という

テレビ番組制作会社でした。

今も「タモリ倶楽部」はもちろん、

「ケンミンショー」や「アド街ック天国」など

色々なヒット番組を手掛けています。

今回、店長が出演したのは本当に偶然で

番組の企画でブックカバー特集をすることになり

ウチのお店はちょっと特殊な掛け方をするので

出演依頼がきたらしく。

ある日、バイトに行ったらバックヤードに

見慣れた番組企画書が貼ってあって

「あれ?ハウフルスじゃん!」

「わ!タモリ倶楽部じゃん!」となり驚愕。

   

で、店長の出演が決まったところで、

ハウフルスでタモリ倶楽部の

プロデューサーをしている仲良しのノリエさんが

「のんちゃん、収録くる?来るなら申請だしとくよ」

って言ってくれて。

タモリ倶楽部の収録はADの時にお手伝いで

ほんの数回、行ったことがある程度だし

貴重な機会だから行きたい!!!

が…このご時世…

収録に立ち会える人数はかなり制限されているし

私なんぞが行っていいのか、かなり悩みました。

(突然、放送作家に思考が戻る…コンプラ命!)

(っていうか、蓋を明けてみたら他の本屋さんも

 みんな「出演者+付き添い」の2人で来てた。

 そーいうもんなのか…)

でもって、久しぶりに行ったところで

みんな、私のことなんぞ覚えてなかろう…

私がハウフルスで働いていたのは約20年前。

しかも2年足らずの短期間で、すぐに

ADから放送作家になっちゃったしな…

覚えてないのは悲しいな…。

なんて思ってたんだけど…行ってみたら

懐かしの再会SPでした!! 

   

    

   

かつて、若手ディレクターだった大澤さんは

総合演出になっていて。

私が新入社員で新人ADだった頃に

一緒に番組をやって色々と教えてくれた大先輩です。

あの頃は若かったな…(遠目)。

大澤さんがどんな演出家になったのか、

もっと色々、話を聞きたかったなぁ。

さらに、タモリ倶楽部に立ち上げから携わっている

監修のヤマケンさんとも再会できて感涙。

ヤマケンさん、雲の上の人すぎる演出家なのに

私のこと覚えていてくださっただけでもう、尊い…。

っていうか、「私のことなんて…」って

言っていたのはどこへやら

収録が始まったらヤマケンさんの隣に座って

演出のことやMCの展開のことなど色々話せて

楽しかったなぁ。こんな日がくるなんて。

20年前の自分に教えてあげたいよ。

少しは作家らしいトークができたかな(笑)。

っていうか、まぁ、一番驚かれたのは

「なんで作家やりながら書店員やってるの?」

ってことだったけど(爆)。

その経緯とか書店員LIFEのことを色々話したら

面白がってくれて嬉しかった。

   

そんな興奮ののちに収録を終え、店長とも記念撮影。

このタモリ倶楽部マークと写真を撮るのも

実は、大澤さんが美術さんと交渉してくれました。

マジでありがとうございます!!

   

     

大人になるって、案外楽しいよね。

ちなみにオンエアもしっかり見たけど

自分が台本を書いた担当番組より

緊張しました。見ていただけなのに…。

今回の放送で、世の中の人が

「そうだ、本屋に行こう」って思ったり

「本屋で本を買うこと」を

思い出してくれたらいいな。

そんなこんなで、

ノリエさん、打ち上げしようぜ〜!!

   

non。